私が発行しているメルマガでも再三お伝えしていることですが、どんなに立派な技術や能力もそれが相手に伝わっていなければ意味がない!と思います。
医療機関でよく聞かれる言葉に 「腕さえ良ければ患者は来る!」 というのがあります。これはある意味真実なのですが、しかし、これ単体では用をなさないのです。つまり、腕が良いことを患者に知ってもらわなければ相手は行動を起こしようがありません。腕が良いことは “必要最低条件”であって、絶対条件ではない のです。 そうです、やはり伝える、患者のレベルで伝えることが大事です。そこで私自身ももっと伝える力、伝わる言葉に磨きをかけようと意識しています。その目的は私が “医業向け講演ステージパフォーマ” を目指しているからです。劇画タッチの講演にするからこそ人に伝わりやすくなる、そう考えています。そのために演技力を磨きたいと考えていたところに、この度ふるさとキャラバンという劇団の公演があることを知りました。私はこれに行って少しでもそのエキスを掴んで帰ってこようと思っています。この公演は過去に一度見たことがあるのですが、すごく感動したことを覚えています。 ふるさとキャラバンエコミュージカル ホープランド 希望の大地へ!冒険の旅立ち 12月12日(土) 17:30~ 鹿児島市民文化ホール 12月14日(月) 18:30~ 薩摩川内市文化ホール 皆さんもごらんになられませんか?お問い合わせは TEL:042-381-6721 #
by yongenso
| 2009-11-28 11:47
| 医業PRのヒント
先日、末の息子が通う大学に行ってきました。というのは大学からお宅の息子さんはほとんど授業を受けていませんよ!との連絡を受けたからです。
私の息子は元来おとなしい性格ゆえ自ら積極的に人と交わる方ではありません。今年春に入学以来なかなか馴染めなかったようです。ほかの学生たちは楽しそうに打ち解けてはしゃいでいるのに自分だけポツンと一人ぼっち…。 それがいつしかいたたまれなくなっていったのでしょう。それでついつい足が遠のいてしまったのが真実のようです。 そこで担任の教官と相談をしたわけですが、教官の一言で私も息子も救われました。それは 無理して友達なんか作る必要はない! という言葉です。 「自分のやりたいことを大学生活の中で見つけ、それに一生懸命に取り組んでいれば少なくとも学校生活は楽しめる。そうするうちに気の合う仲間が必ず見つかりますよ!」というものでした。 息子は周囲を気にして“友達がいなければならない…”という強迫観念に陥っていたようです。友達は無理に作るものではなくて自然と生まれるものです。 最近の若い世代は他人の視線を気にして相手に合わせる、無理に友達であろうとする傾向にあるように思います。象徴的なのが特段の用事でもないのにメールを交換し、しかも3分以内にメールの返事をするというルール。完璧に目的がコミュニケーションから道具に移ってしまっています。 我が家の息子も今回のアドバイスをいただき、何か吹っ切れたようです。そのスタートが“どこかのサークルに所属する”のようです。 まずは自分自身がしっかりしたスタンスを持ち、人に迎合しないこと。人間は100人が100人友達になれることなど決してありません。気の合う仲間はどこかにいると信じてのんびり学生生活を送ってほしいと願っています。 #
by yongenso
| 2009-11-26 15:12
| 四元重美ブログ
昨日は鹿児島県の漁業団体の研修会に招かれ、講演に行ってきました。約80分の持ち時間でしたが、あれこれ内容をふんだんに盛り込んだせいか、消化しきれない部分もあり反省したところです。
逆にうまくいった点としては自分が思い描いていた「パフォーマンス」が低レベルではありますがいくらか実行できた点です。私の言う「パフォーマンス」とは、 人と人の掛け合いを盛り込む、演劇風にしゃべる ということです。 なぜ、私がそのような手法を取り入れたのかといいますと、ただ一方的に説明するだけではどうしても注目をひかない!という点もありますが、もっとも大きな目的は私自身が目指す方向性を意識していたからです。私が目指す目標は 医業向け講演ステージパフォーマ という新しいジャンルです。たぶんこれを名乗っている人は他にはいません。ですから私が声高にこれを名乗れば 「日本初!!」 ということになります。「日本で初めて!」は自分が勝手に作って勝手に名乗ればいくらでもできます。そういえば先日ブックレイアウトコンダクターなる職業があると聞きました。それは、どのようなレイアウトをすれば人は本を手に取り買ってくれるのか、どのようなレイアウトをすれば滞在時間が長くなって関連商品まで買ってくれるのか、などを企画提案する人です。 現在では、医療コンサルの分野でも情報やノウハウが多様化し、多くの企業や人が乗り込んでいます。その中で差別化を図っていくのは並大抵なことではありません。だからこそどんどん細分化を図り、その狭いターゲット、市場で自分にしかない肩書を名乗ればよいのです。 そんなわけで、私は昨日の講演をステージパフォーマとしての試金石と捉えていました。 まだまだぎこちない部分もたくさんありましたが、まずはパフォーマとしての第一歩を踏み出しました。 ところが、私自身はまずまずの評価を得られたものと思っておりましたところ、ある組合員の方から「先生の言っていることは一般論だ、我々はもうすでにたくさんのあらゆる手を打ってきた。あなたの言うようにはならないのがこの世界なのだ…」と突っ込まれました。 私はこういう突っ込みが大好きです。なぜなら厳しい突っ込み、指摘こそが私自身を成長させてくれるからです。普通だったら講師ゆえあれこれ受講生に突っ込まれるのは不愉快だ!という方もおられるかもしれません。しかし、私はこうした意見をすべて甘んじて受けようと思っています。そういう意味で私は「M=マゾヒスト」なのかもしれません。 その方とは二次会の席でも盛り上がりましたが、一つだけ私のメッセージを伝えました。 「確かに私は漁業に関しては素人です。経営に関しても、事業の進め方についても何にもわかりません。しかし、世の中の新しい発見やアイデアは、まず素人が発想して、それをプロが仕上げるという流れこそが新しいことを生み出すもとですよ」 と。プロはどうしてもプロゆえに突拍子もないことに発想が行き着かないのです。ところが、素人はそんなことお構いなしに何でも発想します。それを「素人ゆえのたわごと」と片付けず、素人のアイデアにプロである私たちが肉付けして仕上げていくことこそが大事ではないでしょうか? #
by yongenso
| 2009-11-25 14:10
| 四元重美ブログ
今日は私が所属しているある経営者団体での出来事をご紹介します。私が所属するその団体には約100名の会員がいるのですが、ここ1~2年会勢がやや停滞していました。新入会員はほとんどなく、退会者ばかりが多いのです。
今のご時勢を考えればやむを得ないのでしょうが、しかし、会員が減っていくというのは会社で言えばお客の数が減っていくに等しいわけですから由々しき事態です。 会社でも親睦団体でも仲間が減るというのは何としても避けなければならないのです。しかし、会勢を回復するといってもこれといって我々に妙策があったわけではありません。また、私自身も積極的に勧誘活動をやっていませんでした。 しかし、 退潮気味だったその会がある一人の女性の登場でガラリとムードが変わったのです。その女性は60歳代の方で古くからの会員です。しかし、ほとんど顔を見せることはありませんでした。 たまたま今年度の役員改選があり、役員の引き受け手がなく、ある意味しかたなくその女性に白羽の矢を立てたのですが、そこからがドラマの始まりです。 それからわずか2カ月余り、アッという間に会のムードが盛り上がり新入会員が増えてきました。また、週一回の定例会の出席者が12~3名だったものが最近では20名を超えることもしばしば。しかも、若い会員さん、女性の会員さんが増えたことにより明るく華やかなムードが漂ってきました。 こうなってくると他の会員さんも刺激を受けて会員勧誘活動に精を出し始めたのです。ついこの間までは腰が重かった人たちまでが・・・。人間なにかキッカケがあればこうも変わるんですね。 この女性は、自ら進んで知り合いにどんどん声を掛け、また、会の終了後には必ず食事会をセットし、とにかくこまめに声をかけるのです。「来週もおいで下さいね」と念押しをする熱の入れようです。 人を動かすにはこの こまめさ、気配り が欠かせません。人は目標に対していきなり大きなことにチャレンジしようとしますが、決してそうではなくてこの女性のような 地道な声掛け、平凡なことの積み重ねこそが大事 なのです。この女性は、いわゆる 「あげまん」 ある大手企業の社長夫人として鳴らした方で人の心の機微に通じた方です。その大手企業もこの奥さんがあってはじめて成長、成功したのではないか、奥さんの内助の功があったればこそだったと後で聞かされました。 いずれにしても組織というのはたった一人のリーダーでいかようにも変わる、ということをつくづく思い知らされています。 #
by yongenso
| 2009-11-11 11:11
| 四元重美ブログ
楽天の野村監督の退任問題を巡って球団が揺れている。と言っても球団の外でのことであり、球団そのものの方針は当初から一切変わっていない。
野村さんのコメントもおかしい。今期2位になったからと言って契約延長がないことにいちゃもんをつけたり、マスコミの前で不満をぶちまけるのはそもそも筋違いだ。なぜなら昨年の契約更改で1年という約束だったではないか…。 また、ノムさんは「自分が辞めたら来年は最下位だ」などという発言をしているが、これはプロとしてあるまじき発言だ。曲がりなりにもお世話になった球団に失礼だし、「俺がいたから2位になった」と言ってるようなもので、選手をバカにしている。 野球の主役は監督ではなく、あくまでも選手 ノムさんはこれまで南海、ヤクルト、阪神と球団を渡り歩き、それなりの成績を修め名監督と呼ばれる人である。表現はいささかきついかもしれないが、決して老害で晩節を汚してはならない。潔く若い者に譲って大所高所からアドバイスする立場になればよい。 もちろん、健康面に自信があるからあのような発言が出たのであろうが、球団の 長期的視点で強いチームを作る という方針もある。ノムさんは74歳。チームの編成方針はあくまでもチームにある。監督にあるのではない。監督がそこまで口出しするのは越権行為だ。 確かに選手育成の面でも、またファン動員のうえでもノムさんの功績は大きい。しかし、それと契約は別問題。ノムさんの功績には報酬や、表彰などの手段で報いればよいのだ。決してこの問題を混同してはならないのである。 #
by yongenso
| 2009-10-14 11:19
| 四元重美ブログ
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