![]() 面談の相手がスタッフに連絡して準備させたものなのでしょうが、思いがけない接客こそ感激するものです。前にも触れましたが、人間が感激するのは “サプライズ” です。私自身も仕事柄そうしたサプライズを考えてはいるのですが、ついつい日々の忙しさで忘れてしまいがちです。いい刺激になりました(頑張ろう~っと) さて、この取り組み、一社員の自主性でやっているのではなくこの企業の当たり前の行いとしてやっているのでしょう。面談相手にそのことを尋ねましたら1年前から取り組んでいるとのことでした。 そのキッカケは聞きそびれてしまったのですが、同じような接待を別な企業でも受けたことがあります。その企業は、約束の時間に訪ねていくと 『四元様、お待ちしておりました。どうぞこちらへ!』 と受付の方が丁寧に案内して下さるのです。これはいつ行っても同じ対応をされます。 この二つに共通することは、社員一人一人の自主性にまかせるのではなく、社内の共通認識、決め事として行っている点です。これは取りも直さず会社、経営者の姿勢そのものです。経営者の考えが色濃く反映されます。 医療機関においてもこうした金太郎飴?的な取り組みをされるところが増えてきました。非常にいいことです。しかし、こうした行いを「マニュアルっぽい!」とか「もっと個性で動けるようにならなければ本当ではない!」「気持ちがこもっていなければ意味がない!」などと揶揄されることもありますが、順序としては マニュアル化⇒個性化 ではないでしょうか。まず、企業の姿勢としてごく普通の当たり前の対応がなされている。それをいつでも、どこでも、だれでも提供できるようになったうえで個人の自主性の発揮を求める。この順序ではないかと思います。 最近、『個性』ばやりで個の尊重の叫ばれることが多いですが、個は集団の中で活かされ、集団は個の集積で力を発揮する。常に個は集団のために、集団は個を活かすことを意識する中から新しいアイデアが生まれてくるのでしょう。 #
by yongenso
| 2010-04-16 09:30
| 四元重美ブログ
友人から「ウォーキングをはじめてからちょうど今日が1000回目という節目になるので、立ち会って欲しい…」と要請を受け、今朝早く5時半に家を出発してウォーキングに付き合って来ました。この友人は今から約2年半前、体重が86kg程ある超メタボな体型をしていました。
まだ50代半ばということもあり、そんなにたいそうな病気や検査結果が出ていたわけではありませんが、遅かれ早かれ生活習慣病の餌食になる運命だったでしょう。 その彼があるテレビ番組。(NHKの百歳万歳!)をキッカケに一念発起。それから雨が降ろうと風が吹こうと少々熱があろうとほぼ一日も欠かさずウォーキングを続けて来ました。 しかし、はじめたもののダイエットはなかなか成果が出なかったようですが、継続は力なりで1年近く経った頃から急に成果が現れはじめたようです。 そして今では体重が68kgのスリムな体。何はともあれ継続なんですね。また歩くだけではなく、筋トレを組み合わせたのが大きかったと言います。彼曰く、食事制限や薬、健康食品あるいはフィットネススタジオなどに頼らずとも筋肉に力を付けながらウォーキングすれば確実に痩せられるとのこと。実践した者ならではの言葉です。 あと彼が続けるコツを教えてくれました。人間何事もそうですが、一旦決めてもなかなか続けられない…。その続けるコツが3つ ①習慣にする(例外を作らない今日出来なかった言い訳を作らない) ②目標を定める(ちなみに、彼の目標は元気な100歳の現役講師) ③記録を付ける(彼は回数と体重の変化を克明に記録。日数ではなく回数であるところがミソ) 私たちはあれこれ目標を決めても、いつしかそのことを忘れてしまって途中で放棄してしまっていることが多々あります。私もその一人です。(反省!!) やらなかったのですか?それともやれなかったのですか? 大抵は「やらなかった」のです。私も自らが立てた目標 「医療施設の口コミ、パブリシティ創出ファシリテーター」 に向かって友人が歩いてきた道のように地道に、時には激しく、時には熱く、時には淡々と取り組みを進めていきたいと思います。 #
by yongenso
| 2010-03-18 10:07
| 四元重美ブログ
知人が訪ねて来ました。70代のこの女性は、今から6年程前乳がんの手術を受けました。それまでは殊のほか元気な人で、よくウォーキングをしたり、旅行に出掛けたりして本人も「この私がガンになるなんて!」と言っていました。
その彼女が手術を境に急に元気を無くして行きました。無理もありません。誰だってガンと聞いただけで心が折れそうになるでしょう。その彼女が昨日訪ねて来たのはガンが再発したことを私に知らせるためです。 6年もの間何もなかったので安心し切っていた中での再発です。本人の落胆はいかばかりでしょう。先日あるドクターから聞いたお話しに「再発のときは本人にどのように告げて良いのか非常に迷う」「慰めの言葉が出てこない」と聞きました。それほど深刻なことなのでしょう。 でも私は彼女に 『部屋の中に閉じこもってばかりではなおさら病気が進行しますよ、でき得る限り外に出て人と語らうことがいいですよ』 と伝えました。そうすることで気分も晴れますし、笑いが起こったりしていい効果があるはずです。しかし彼女の返事は 『2週間後に手術を控える身で笑ってなどいられない』 という返事でした。でもこういう時こそ明るく笑って欲しいのです。無理にでもです。確かに彼女の言う通り心を明るく持ったからと言って病気が消えてなくなる訳ではありません。でもそれでもいいから笑って欲しいと私は言いました。あえて明るくポジティブに今を捉えた方が手術だってうまく行くと思ったからです。 何も私はいま体を動かせない人に「這いつくばってでも!」と言ってる訳ではありません。少々足は痛くてもこの人は歩けるのです。ご飯も自分で炊いて食べられるのです。買い物にも行けているのです。 病気は弱気な人、悪い方向に考えがちで陰鬱な人が好きだと思います。暗くなりがちな時こそ「マンガ」でもみて大いに笑って欲しいのです。笑いには人を元気にする栄養素が含まれています。大いに笑い、そして泣き、そしてまた笑う。 体は病んでも心は病まない そうして私も心を強く持って生きて行きたいと誓うことでした。 #
by yongenso
| 2010-03-12 19:11
| 四元重美ブログ
昨日は56回目の誕生日、毎年年齢を重ねるたびに新たな誓いを立てるのだが、もう昨年立てた誓いが何だったか忘れてしまっている。こうなったら『むやみやたらに誓いを立てない!』という誓いを立てようと思う。
そんな冗談など言ってる場合ではない。昔ならとっくに命などない年頃だ。そう考えると、つくづく我々は長寿になった。これほど長寿になったのだから昔よりもたくさんの経験ができるはずだ。ところが実際はそうだろうか。昔の50年と今の80年と濃さは同じかもしれない。 確かに現代人の方が圧倒的に情報量は多い。しかし情報量が多ければ濃い生き方ができるか?そうとは限らない。昔は何より情報量が少なかっただけに、瞬時に判断できるだけの研ぎ澄まされた感性が備わっていたのではないか? 我々はいま情報機器に頼っている。携帯やパソコンに肌身離さず触れている。それが感性を鈍らせることにはならないだろうか。 私は今努めて、メモる事を習慣づけ何もかも手帳に集約している。日記、アイデア、打ち合わせ事項、出納帳などなど。PCで入力することと文字を書くことがどのように違うのか? 紙に書くと視覚情報として情報が再生産されるから… パソコンではローマ字で打ち込んで、平仮名で見て、変換する。この場合文字に接するのはホンの一瞬。視覚情報としては不十分。だから紙に書く。 こうして一度得た情報を確かなものにしていかないと、年々老化していく脳、あたまが活性化しない、そう考えて今一度ハッスルした誕生日だった。 #
by yongenso
| 2010-02-22 17:35
| 四元重美ブログ
私が所属している経営者の会がありますが、この会は他とちょっと違うところがあります。それは毎月の例会の作り方が異なっているのです。
普通講演会ならテーマと対象(聞き手)を相手(講演者)に伝えてお任せするというケースが殆んどだろうと思いますが、この会では予行演習を最低でも3回、多い時は4回やったりすることもあります。では、なぜそんな一見面倒とも思えようなことをするのか? 実は聞き手にスポットを当てるのではなく、 報告者が主役に なっているのです。何回も何回もリハーサルをするうちにどんどん話し手自身の考え方が明確になっていくのです。所どころで参加者から 「そこはよく判らない、なぜ貴方がそうしたいのか、やりたいのかが見えて来ない」 などの鋭い突っ込みがどんどん入るのです。この度重なる突っ込みが報告者の考えを明確にしていくのですね。 人は人によってでしか磨かれない これを私も実感しました。相手を尊重した上での突っ込み、これが人間を成長させてくれる源なんですね。鋭い突っ込みこそ栄養剤。話し手自身が成長していく様は、まさにドラマを見ているようです。 しかし、これでは聞き手不在と言われそうですが決してそういうことはありません。何故なら報告者と同じような悩みを中小企業の経営者はみんな抱えているからです。 #
by yongenso
| 2010-02-12 10:16
| 四元重美ブログ
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