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カテゴリ:医業PRのヒント( 55 )

足元の資源に気づく

d0091249_1074996.jpg米軍基地の町として有名な長崎県佐世保市の「ハンバーガー」が有名になっています。

「エッ!!ハンバーガー?」

そう、ハンバーガーです。たかがハンバーガーということなかれ、三年前の6倍の売上を記録しているとか。周囲に反対があったにもかかわらず、町興しとしてハンバーガーを選んだのですが、当初は苦戦したようです。

しかし、このブームに火をつけたのは地元の住民たち。佐世保はもともとアメリカ文化が根付いていた土地柄で、かのマクドナルドが東京に一号店を開くよりもずっと前にショップが存在していたそうです。

その後、NHKの連続テレビ小説に登場したり、有名漫画家が独自キャラクターを作ってくれた頃からさらに火がついたようです。

この成功の源は、地元の人たちが「眠っていた資産に気づいた」ことにあります。私たちは、よく


新しいもの


他に無いもの


に目が行きがちです。しかし、本当は目の前、足元に資産があるんですね。でも、それに気づいていないことが多いんですね。

では、これを医療機関に当てはめて考えて見ましょう。

例えば、内視鏡検査を年間かなりやっている先生があるとします。しかし、これまで医療法の広告規制などで外に向けてPRしていないケースが多いですね。

これでは、その資産が価値あるものなのか消費者、患者の側には分かりません。

そこで内視鏡検査という資産をいかに皆さんに知ってもらうかが大事になってきます。ホームページや院内報、院内の掲示板などで実績の紹介や検査を受けた人の感想などを掲示します。こうすることによって人は知ってくれます。

要は、その資産そのものがあることも大事なのですが、それを知ってもらうこと、わかってもらうことこそが大事なんですね。

そうしたいかに伝えるか、わかってもらうかの手法については当社のホームページでも紹介していますのでごらんになって下さい。

メディカル広報センターのホームページ ↓
http://www.medical-koho.com/
by yongenso | 2006-10-20 10:29 | 医業PRのヒント

コンセプトを明確にする

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昨日は年に一回の中小企業家同友会の経営フォーラムが開催され、私は第一分科会に参加しました。講師は、福岡でAvantiという女性向けの情報誌を発行している社長でした。

フリーペーパーが今あちこちで花盛りの状況ですが、その草分けとも言える企業で、全て女性スタッフだけの22名の社員でやってる会社です。

フリーペーパーが生き残っていくのにはたった一つ条件があるんだそうです。

その条件とは、

広告をどれだけ集められるか?

無料の雑誌ですから広告費でまかなうしかない。しかし、本の内容がよくなければ広告だって集まりません。そこで、ポイントとなるのが…

本のコンセプトを明確にすること

この会社のコンセプトは

“働く女性を応援する情報誌”

です。専業主婦でも、子育てをしてる女性でも、家事手伝いの女性でも、職をリタイアした女性でもないわけです。もちろん男でもありません。あくまでも「働いている女性」です。

コンセプトが明確であるからこそ、充実した記事が書けるのです。働く女性に絞っているから、その人たちの一日の行動パターンや悩み事、興味の在処によりフィットした記事内容になるんですね。

記事といっても、これはほとんどが記事体広告ですからより効果も出やすいわけですね。

そもそもコンセプトって何でしょう。辞書によれば、

“創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点”

つまり、コンセプトって

絞り込み

ということなんですね。単に女性というだけでくくらず、年齢、ライフスタイル、職業など様々なファクターで細分化していく。これがコンセプトの明確化という作業です。

実はこのコンセプトの明確化は医療機関にとっても参考になります。

例えば、歯科医院を例にとって考えてみましょう。歯科医院はこれまで虫歯や歯周病、あるいは義歯など悪くなった時点、必要となった時点で患者がやって来るというビジネスモデルでした。

これを予防歯科という観点に変え、しかも、美的要素を重視する医院と位置づけたとします。こうすると、対象は“人前に出る機会の多い女性”ということになるでしょう。

店員、銀行の受付、セールスウーマン、接客業etc. こういう人たちにアプローチしていかなければなりません。そうするとどういう告知手段を選択するか?

こうした女性たちが好む雑誌や新聞などへの広告はもちろんですが、その他に考えられる方法として、

ファッション専門店、美容室、化粧品店、エステティックサロンなどとのタイアップが考えられるでしょう。お互いの案内を待合室に置いたり、自院で発行するニュースレターなどにそのお店の紹介文を書いたりするとか…ですね。

いづれにしても、まず自院が目指すべきマーケットはどこか、対象となる顧客は誰か、そしてその顧客が日々悩んでいることは何か?に思いを巡らせることが必要です。そのためにもコンセプト、絞り込みが大事です。

メディカル広報センターのホームページ ↓↓↓
http://www.medical-koho.com/
by yongenso | 2006-10-13 11:50 | 医業PRのヒント

共感を呼ぶスローガン

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テレビや雑誌でご存知の方もあるかも知れませんが、島根県益田市にM-landドライビングスクールという合宿型の自動車学校があります。益田市は島根県の最西端にあって人口5万4千人余り。特段の観光地があるでもなく、また大きな産業もない、ごく普通の地方都市です。ここに東京や大阪など全国から運転免許を取るために多くの人がやってくるのです。これはちょっとした驚きです。

このスクールが売りにしているのはもちろん短期で免許が取れることではありますが、人気の本当の秘密は他にあります。

それは、「致良知」を目指しているということです。ちょっとむずかしい言葉ですが、同社のホームページには下記のように述べられています。
—————————————————————————————————
中国の明の時代の学者、王陽明が晩年に唱えた「致良知」という言葉をご存知ですか。

誰かに教わったからではなく、生まれながら人間が持っている道徳心、心の動き。それが「良知」です。「良知」に素直に心を傾け、十分に実践すること、それが「致良知」(良知を致す)なのです。

M-landでは、「致良知」を「燮(やわらぎ)の心」と呼んでいます。

M-landの敷地内には、燮の塔、燮の間というように、燮という文字が至る所にあります。
「燮の心」が運転する上でも非常に大切だと思っているからです。
もちろん、教習に当たっての心構えとして、またM-land社員の行動基準としても「燮の心」を徹底しています。
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となっています。その最たるものが挨拶なのですが、その看板が冒頭の写真です。

単に免許取得の術を教えるのではなく人間の生き方、考え方をも教えているのです。具体的には掃除の心を学ぶ「掃除の会」や車への愛着を持たせる「洗車の会」、より多くの友達を作るためカラオケ、お茶、テニスなどのレジャー施設、及び若い女性向けのネイルアートやエステティックサロンなど、合宿中思いっきり学んでさらにエンジョイできる仕掛けがなされています。

その他にも、両親に対して手紙を書いたり学生同士で相手の良いところを誉めるサンキューレターなど物心両面にわたってユニークな仕掛けが施されています。

ここを卒業するときはみんな兄弟、家族同士みたいな感覚になって涙を流して別れを惜しむそうです。まさしく人と人の心の交流を遊び、楽しみを通じて実践しているわけです。

では、こうした実践を医療機関にどのように取り入れたらいいのでしょう?

このスクールの真骨頂は、「人と人の交流」にあります。人と人との交流から生まれてくるものがあります。

人が動けば感動が生まれる

かも知れません。ですから、医療機関でも「交流の場」を設ければよいのです。

医療機関はどうしても病気を持ってる人が中心になります。そしてそれが完治すればそれぞれの生活に戻っていく。すると、結局交流が生まれにくい面があります。

しかし、ここで敢えてその場を設けましょう。ひとつの例が「乳がん患者の集い」などですね。がんにかかったものでしかわからない悩みや苦労、こうしたものを共有できる患者会などは自身にとってとても心強いものになります。

また、産婦人科であれば、誕生月の同じ人たちに定期的に集まってもらい、育児情報を交換したりし合う同窓会などもあるでしょう。最近では、少子化や核家族化の影響で子育てで悩む人たちも増えています。抱えている悩みには共通点も多いことでしょうから、同窓生同士で出し合うだけでストレス解消になるんじゃないでしょうか。

こうした「人と人の交流」を設けることで、さらに大きく広く口コミが拡がるにちがいありません。

メディカル広報センターのホームページもごらん下さいね。
by yongenso | 2006-09-22 13:14 | 医業PRのヒント

口コミ創出に確実な手法“出版戦略”

ある大手旅行社が職場旅行のガイドブック(小冊子)を発行するそうです。

「職場旅行 虎の巻」と題したこの本は、過去の職場旅行の分析や、部屋割りなどの気配りのテクニック、宴会やイベントのテクニック、さらに、国内、海外のおすすめのスポットの紹介、必須事項のチェックリストなどを掲載しており、幹事さんならずとも欲しくなる本ですね。

この本はWebページとも連動しているのですが、こうした小冊子を配布するのにはどんな意味があるんでしょう。

1)顧客の囲い込みができる

2)顧客との信頼関係づくりにつながる

などです。小冊子は根本的にパンフレットやカタログとは異なります。パンフレットは企業から消費者に向けての一方通行的な側面がありますが、小冊子はあくまで「顧客のお役立ち」を目的とした出版物ですからお客の側も欲しがるわけです。ポイントは、

素人が知らない、知り得ないプロならではのツボを紹介すること

です。そうすると

「ふ (゚〜゚)ふぅぅぅん なるほどね!旅行ってのはこういう風にやれば楽しくできるのか…!」

とお客は納得してくれます。そして実際旅行に行こうとなれば当然この小冊子をもらった旅行社へ依頼しますよね。このような流れが作れるのが出版物の威力です。

医療機関でもこの手法は多いに使えます。

「専門にしていること」

「今社会的に問題になっていること」

などにテーマを設定して出版するとアッという間に“口コミ”を創造することが可能になります。ぜひ皆さんも検討なさってみては…

小冊子(ガイドブック)の作成については↓こちら↓のページでも解説しています。
http://www.medical-koho.com/sub04.htm
by yongenso | 2006-09-19 14:10 | 医業PRのヒント

声掛けのタイミング

私はよく洋服屋に出掛けることが多いんですが、接客が下手だなあと思う場面があります。それは、店に入った途端私にくっついてくる店員です。これは売れません。

逆にうまい店員は「いらしゃいませ」の挨拶の後、つかず離れずの微妙な距離を図る店員です。

そしてある瞬間私の目の前に現れます。それは

「何か尋ねたいことがある」「手にとってしげしげと眺めている」「あちこち気にいった物を探し回っている」このタイミングでスッと現れるのです。

皆さんも経験あると思いますが、「何かお探しでしょうか?」とか「この商品はお勧めですよ」とまとわりつく店員がいます。これには皆さんも「ほっといてくれ!」という気持ちになられたこと結構あるでしょう。

つまり、

店員に左右されたくない

のです。自分が気に入った上で買いたいのです。そのうえで、ちょっと分からない、疑問な点が発生したときはじめて店員を必要とするのです。このタイミングを外すとお客は逃げます。

これを医療機関に置き換えてみます。医療機関へは衝動買いをするために来てるわけではありませんから、ケースが異なるでしょうが、どの時点でどのような言葉を患者さんにかけるか、これはとても大事です。

風邪のシーズンに熱が出て苦しそうな患者さんがいたとします。この場合の順番待ちはけっこう辛いものがあります。ここでどう声を掛けていくかなのですが、

「診察の順番があと何番目ですよ!」

こうして声を掛けてあげるだけで患者は安心します。もちろん相当きつい場合は前後させるのはあたりまえですが、そうでない場合でも、こまめに声をかけてあげるだけで患者さんは安心します。

待ち時間の長さがよく問題になりますが、その長さだけに不満を持つのではなく、いつ自分の番が回ってくるのかが分からずにイライラしているんですね。

「自分はあとどれぐらい待てばよいのか!」予測ができれば患者は安心するものです。ですから早すぎず、遅すぎずの頃合いで声をかけるセンスが必要とされます。

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by yongenso | 2006-09-16 13:35 | 医業PRのヒント