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コンセプトを明確にする

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昨日は年に一回の中小企業家同友会の経営フォーラムが開催され、私は第一分科会に参加しました。講師は、福岡でAvantiという女性向けの情報誌を発行している社長でした。

フリーペーパーが今あちこちで花盛りの状況ですが、その草分けとも言える企業で、全て女性スタッフだけの22名の社員でやってる会社です。

フリーペーパーが生き残っていくのにはたった一つ条件があるんだそうです。

その条件とは、

広告をどれだけ集められるか?

無料の雑誌ですから広告費でまかなうしかない。しかし、本の内容がよくなければ広告だって集まりません。そこで、ポイントとなるのが…

本のコンセプトを明確にすること

この会社のコンセプトは

“働く女性を応援する情報誌”

です。専業主婦でも、子育てをしてる女性でも、家事手伝いの女性でも、職をリタイアした女性でもないわけです。もちろん男でもありません。あくまでも「働いている女性」です。

コンセプトが明確であるからこそ、充実した記事が書けるのです。働く女性に絞っているから、その人たちの一日の行動パターンや悩み事、興味の在処によりフィットした記事内容になるんですね。

記事といっても、これはほとんどが記事体広告ですからより効果も出やすいわけですね。

そもそもコンセプトって何でしょう。辞書によれば、

“創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点”

つまり、コンセプトって

絞り込み

ということなんですね。単に女性というだけでくくらず、年齢、ライフスタイル、職業など様々なファクターで細分化していく。これがコンセプトの明確化という作業です。

実はこのコンセプトの明確化は医療機関にとっても参考になります。

例えば、歯科医院を例にとって考えてみましょう。歯科医院はこれまで虫歯や歯周病、あるいは義歯など悪くなった時点、必要となった時点で患者がやって来るというビジネスモデルでした。

これを予防歯科という観点に変え、しかも、美的要素を重視する医院と位置づけたとします。こうすると、対象は“人前に出る機会の多い女性”ということになるでしょう。

店員、銀行の受付、セールスウーマン、接客業etc. こういう人たちにアプローチしていかなければなりません。そうするとどういう告知手段を選択するか?

こうした女性たちが好む雑誌や新聞などへの広告はもちろんですが、その他に考えられる方法として、

ファッション専門店、美容室、化粧品店、エステティックサロンなどとのタイアップが考えられるでしょう。お互いの案内を待合室に置いたり、自院で発行するニュースレターなどにそのお店の紹介文を書いたりするとか…ですね。

いづれにしても、まず自院が目指すべきマーケットはどこか、対象となる顧客は誰か、そしてその顧客が日々悩んでいることは何か?に思いを巡らせることが必要です。そのためにもコンセプト、絞り込みが大事です。

メディカル広報センターのホームページ ↓↓↓
http://www.medical-koho.com/
by yongenso | 2006-10-13 11:50 | 医業PRのヒント


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