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お金いらないいらない病?

先日NPO法人を支援するNPO法人に行ってまいりました。私が理事長を務める「かごしま医療協働ネットワーク」の活動を今後どのように活性化させるかというご相談です。

ここの担当者に実に丁寧に、アドバイスをいただき一遍にこの方のファンになりましたが、持つべきは確かな相談者だと強く感じることでした。

さて、この鹿児島にも約600件を超えるNPO法人があるそうですが、その中でも活発に動いている団体は1~2割ぐらいだそうです。

まず、多くの団体が抱える悩みが

「資金」と

「活動メンバー」

NPO法人には、『慈善型』『事業型』がありますが、慈善型は特にその運営資金に窮することが多いようです。もともと日本には「ガツガツ儲けるのははしたない」といった価値観が根強くあり、特に福祉関連に至っては「福祉を食い物にするのか!」などと言われる始末です。

「じゃあ、あなたはお金はいらないのか…」

と質問するとお金はいると言われます。どこか矛盾しています。お金というものに対して汚い、ダーティーとかいう印象を持っておられるのです。ボランティアだけに頼るのも限界があります。

お金にきれいも汚いもありません。(確かにお金を使う人で汚い人ときれいな人はいますが…)

お金は人間が生きていくうえで、組織が活動する上で重要な潤滑油、資源です。

そんなわけで私共のNPOも世の中を良くしていく、社会の役に立つ、そんな事業を通して社会に貢献していきたいと考えています。

今、「ソーシャルビジネス」という言葉がひんぱんに聞かれるようになりました?これは、環境や貧困問題、あるいは少子高齢化、人口の都市部への集中、高齢者・障害者の介護・福祉、青少年教育、まちづくりなどこれまで行政が主に担っていた課題を民間の力を活用するなどビジネスの観点から解決しようとする活動のことです。

これまで、地域や社会における課題は、行政によって対応が図られてきましたが、社会的課題が増加し、質的にも多様化・困難化していることを踏まえると、それら課題の全てを行政が解決することは、難しい状況にあります。

それを今後NPOに担わせようという動きが国レベルでは始まっています。私たちのNPOもソーシャルビジネスの分野でできることはないか、今一度原点に立ち返って力強く活動をすすめてまいりたいと思います。
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by yongenso | 2010-07-05 18:44 | 四元重美ブログ