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ブランド力育毛剤

ブランドってこの頃よく聞きます。何とはなしに「こんな感じかな?」と思っていても、「簡潔明瞭に子供でもわかるように説明してごらん!」と言われたらもうアウト。難しい表現では

「競合他社と区別させることを意図して設計された『商標、銘柄』」

あるいは

「企業と生活者の共通認知であり、売り手である企業の理念にもとづく商品化と買い手である生活者の文化によって形成されるもの」

などという表現がありましたがわかりにくいですね。私が一番しっくりきたのは


「顧客それぞれの頭の中に浮かぶその企業、商品の「らしさ」であり、顧客・従業員・株主などに誇りや夢を与え、企業にも継続的な収益をもたらしてくれる価格を超えた“価値そのもの”」


という表現です。先日、そのブランドについて考えさせられる出来事に遭遇しました。

私は現在、様々な表現物に漫画を使いわかりやすく伝えるようにしましょうという活動をしています。その関係である団体に接触を試みました。その業界が抱える課題や伝えたいことなどを漫画を使ってわかりやすく広報することはその団体にとっても、また市民にとっても有益なことだと思ったからです。そこで会の重鎮から現役の役員さんを紹介していただきました。


そして、アポイントのための電話を入れました。ところが、その方の対応がとても事務的なのです。忙しかったせいもあるでしょう。「提案事項があれば事務局に持って行って下さい」のひとことで終わってしまいました。紹介状をもらったうえで電話しているにもかかわらず直接の面会が叶いませんでした。


仕方がありませんので、事務局に提案書をお出ししようと思いますが、果たして第三者を介しての提案書がどれほどの効果があるのか疑問です。

この時にハタと思ったのです。このようなこちらからお願いに行くようなスタイルの活動では限界がある…。そこでやるべきは、


顧客の側から問い合わせが来るようなスタイルにする


ということ。そこでブランドの出番です。飛び込み営業や紹介営業という手段もひとつの方法ですが、相手から私たちの存在を知って問い合わせしていただくとフィフティフィフティの関係になれる。その関係づくりこそがブランドそのものです。


では、そのブランドづくりはどのように展開を図っていけば可能になるのか?


人々の話題に上るような活動を行っていく


ことに他なりません。マスメディアに取り上げられたり、ネットなどを通じた口コミを形成していくことによってブランド力が向上していく。しかし、このブランド力、単にマスコミに取り上げられたぐらいでとどまっていてはいけません。よくテレビや新聞で取り上げられて一時的に顧客が殺到したけれど何年か経って見たら閑古鳥が鳴いていた。そんなことはしょっちゅうあります。


何よりも大切なことは、その企業、団体の基本理念、考え方などが理にかなっているか、長期ビジョンに基づいているかということがが重要です。

社会にとって、日本にとって、地球にとって有益であるか、このコンセプトを厳しく追求し、ブランド力を向上させていきたい。


もし、私たちにブランド力があれば、かの団体の役員さんも「どこかで聞いたことがある名前だな」とか思っていただけ、違う展開になったかもしれません。
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by yongenso | 2010-05-11 11:09 | 医業PRのヒント