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チェックリストによる組織力凝固剤

先日、医療機関向けの広報塾参加のため熊本に行ってきました。医療機関の職員向けのセミナーで私自身、ある程度知識を持っている分野でしたので、復習のつもりで参加したのですが、しかし、参加してみるとそれなりの新しい気づきを発見できるものです。

中でも、さまざまな課題解決に

チェックリスト

が有効だということを再認識させられました。グループワークで「どのようにすれば伝わりやすくなるか?」というテーマに取り組んだのですが、それぞれ出てきたアイデアを積み上げ、さらにシャッフルして出来上がったものを質問形式のチェックリストにしました。

こうすることでいつでも、誰でも、どこでも使えるようになります。私たちは、常々すべてのことに気を配り、頭を四方八方に働かせて生きているわけではありません。そんなことしたら頭はパンクしてしまいます。


必要な時に必要なことを考える


そうした思考回路になっているはずです。しかし、イザ何か事が起こったときいちいち考えるのはとても面倒くさい。しかも解決策が出るまでに時間がかかる。それをたやすく答えを出してくれるのが『チェックリスト』です。

チェックリストがなぜいいのか?

●質問形式になっていることで頭を働かせるキッカケになる
●質問項目をその都度追加していくことで精度が高まる


といったことが挙げられます。ただ漠然と「どうすればいいのか?」と考えるのではなく、チェックリストに沿って具体的に考える。このことがより新しい発想を生む秘訣だと考えます。

セミナーの後は、主催者らと懇親会。おいしいお魚料理と焼酎を飲ませていただき、至福のひと時でした。
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by yongenso | 2010-04-26 10:41 | 医業PRのヒント

サプライズ演出増強剤

d0091249_9284896.jpg昨日ある企業を訪問させていただいた際、とてもうれしい出来事がありました。朝10時の約束だったのですが、オフィスのドアのところに写真のようなボードが用意されていたのです。思わずびっくり…。これまで経験したことのないおもてなしを受け、すっかり感激しました。

面談の相手がスタッフに連絡して準備させたものなのでしょうが、思いがけない接客こそ感激するものです。前にも触れましたが、人間が感激するのは


“サプライズ”


です。私自身も仕事柄そうしたサプライズを考えてはいるのですが、ついつい日々の忙しさで忘れてしまいがちです。いい刺激になりました(頑張ろう~っと)

さて、この取り組み、一社員の自主性でやっているのではなくこの企業の当たり前の行いとしてやっているのでしょう。面談相手にそのことを尋ねましたら1年前から取り組んでいるとのことでした。

そのキッカケは聞きそびれてしまったのですが、同じような接待を別な企業でも受けたことがあります。その企業は、約束の時間に訪ねていくと


『四元様、お待ちしておりました。どうぞこちらへ!』


と受付の方が丁寧に案内して下さるのです。これはいつ行っても同じ対応をされます。

この二つに共通することは、社員一人一人の自主性にまかせるのではなく、社内の共通認識、決め事として行っている点です。これは取りも直さず会社、経営者の姿勢そのものです。経営者の考えが色濃く反映されます。

医療機関においてもこうした金太郎飴?的な取り組みをされるところが増えてきました。非常にいいことです。しかし、こうした行いを「マニュアルっぽい!」とか「もっと個性で動けるようにならなければ本当ではない!」「気持ちがこもっていなければ意味がない!」などと揶揄されることもありますが、順序としては


マニュアル化⇒個性化


ではないでしょうか。まず、企業の姿勢としてごく普通の当たり前の対応がなされている。それをいつでも、どこでも、だれでも提供できるようになったうえで個人の自主性の発揮を求める。この順序ではないかと思います。

最近、『個性』ばやりで個の尊重の叫ばれることが多いですが、個は集団の中で活かされ、集団は個の集積で力を発揮する。常に個は集団のために、集団は個を活かすことを意識する中から新しいアイデアが生まれてくるのでしょう。
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by yongenso | 2010-04-16 09:30 | 四元重美ブログ