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現代の処方せん『トリプルアクセル思考』

トリプルアクセルとは言わずと知れたアイススケートの3回転半ジャンプ。私はこの3回転半のひねりを日々の仕事や生活に活かせないか?といつも考えています。

私自身の仕事は、今あるものに何らかの付加価値をつけてより一層魅力あるもに仕立てる、あるいはお客様にわかるように伝えることが使命です。だからこそ、そのひねりが重要なのです。

でも、このひねりは1回だけではあまり価値を持ちません。2回転,3回転でもまだ足りない、あと半分ひねる。

これでもかこれでもか!と考え続けるところに進歩がある

と思います。

しかし、言うは易く行うは難しです。何しろ私自身の頭の構造に問題があるのかキャパが少ないのか、『考える』という行為はとても疲れます。ルーティンワークであまり頭を使わず身体を動かしていた方がよほど楽です。しかし、

知的怠惰は後退を意味します

さて、先日3回転半のひねりを実感させることに出会いました。あるクリニックを訪ねたのですが、入り口の透明のドアにスタッフ紹介のポスターが貼ってあるのです。それがこの写真です。

表から見たら何の変哲もない写真ですが、帰りがけに見てみるとごらんの通り変身します。ひとり一人の顔写真の裏にコメントが書かれているのです。内容は、仕事上におけるモットーから薬のこと、食事のことなど患者さんに気をつけて欲しい病気の予防のことなど様々です。

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患者さんは帰りがけに必ずここを通りますから自然とそこに目が行くんですね。そうやってまた一つ話題が増える、患者さんとスタッフの距離がグンと近くなる。といったことが考えられます。私はこうしたことに熱心に取り組んでいる院長の姿勢に共感を覚えます。

小さなクリニックですからまずデカイことなどできません。しかし、このホンの些細なことが重要なんです。小さなことでいいからずっと続ける。これがやがては大きな実りへとつながります。今後はきっと季節ごとに予防に関するメッセージなどバージョンアップされていくことでしょう。

常にどうやってお客様を喜ばせるか、役に立つことは何かを考え続けるところに進歩が生まれます。モノからココロへと進化し続ける現代社会にあってたくましく生き続ける処方せんはこの『トリプルアクセル思考』にあると考えます。
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by yongenso | 2009-05-29 09:50 | 医業PRのヒント