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身体検査妄信症

安倍総理の突然の退陣表明には驚かされました。ことの善し悪しは別にして突然にブチ切れ?たのには、よほどの理由があったのでしょうか。私自身は昨今の社会における道徳の欠如の観点から安倍さんにはひそかに期待をしていただけにちょっと残念です。

さて、安倍総理がつまづいた原因の一つに閣僚の“カネ”の問題がありました。次から次と問題が起きるたびに内閣の情報管理能力が疑われもしました。この際、よく言われたのが『身体検査』。私はどうもこの言葉に違和感を覚えました。

マスコミだけでなく、我々も政治家に身ぎれいさを要求しすぎだと思います。もちろん、金にダーティな部分だけがつきまとっていたとすれば問題かもしれませんが、政治家に身ぎれいさだけを求めるのはいささか本末転倒のような気がするのです。

政治家の本質とは何か?


国の方向性を正しく導くこと


これに尽きると思います。とすれば、領収証や帳簿のつけ間違いなどは政治家本人の仕事ではありません。それは秘書や事務方の仕事です。それをすべてにわたって政治家本人が管理せよ!となれば政治家は本来の仕事ができません。

政治家には、農産物の輸入に関すること、安全保障に関すること、エネルギーの調達問題などなど外国との折衝をはじめ、日本のかじ取りをするための仕事がいっぱい待っています。そこに全精力を注いで欲しいのです。

確かに50.000円という金額を軽んじてはいけないでしょう。しかし、われわれ国民の目がその部分だけに向いてしまい、「身体検査」と称し、あら探しだけに奔走するのは行き過ぎなように感じるのは私だけでしょうか・・・。

ある評論家がいいました。


「無能だけど善人の政治家」

「有能だけどちょいワルの政治家」


どちらを選ぶかと・・・

もちろん「有能で善人」がいいに決まった話です。しかし、それは無い物ねだりです。

私たちはマスコミが流す情報に触れるたびにどうしてもその方向だけに引っ張られがちです。マスコミ情報はある意味「特殊性」であって「普遍的」ではありません。表の情報が出てきたら裏を見よ、右から情報が出てきたら左側を見よ、というように常に両面を見なければなりません。

両方の情報を照らし合わせてみて、どちらが我々にとって国にとって良いかを決定をしなければなりません。

メディカル広報センターのホームページ ↓↓↓
http://www.medical-koho.com/
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by yongenso | 2007-09-15 15:31 | 四元重美ブログ

表現力アップ栄養剤

一人暮らしをしている母の体調が最近思わしくない状況が続いています。現在、胃腸科,耳鼻咽喉科,泌尿器科,歯科に通っており、薬の服用も8種類にのぼります。もともと心配症で、あれこれ思い煩う性格も影響しているのかもしれませんが、体の疲れがどうしてもとれないとのことで新しいクリニック受診のため私も付き添いました。

年寄りになってくると体のあちこちに障害が起こり、好転しないと病院をハシゴしがちで、そのことも理解はできるのですが、ここはひとつ信頼できるドクターを捜してその方にトコトン預けてみてはどうかと助言しました。

今度のクリニックでは「自律神経失調症」が疑われるとの診断でした。しかし、この過程でドクターの説明が今ひとつわかりにくかったなあという印象です。私も念押しのため再三質問をしたのですが、それでもよくわかりませんでした。

これまでドクターは医学的知識と経験で患者と相対しておればよかったものが、最近はコミュニケーション能力も問われるようになってきました。すなわち、その表現力次第で患者は気分が晴れ回復に向かうという側面も重視されだしたのです。

その観点から言って、今回のドクターは言葉だけで説明したためわかりにくいように思います。患者(特に高齢)に伝わりやすくなるためには、

「紙に書く・図に書く」

「どんな悩みがあるか深く質問する」

「どうして欲しいか、どうなりたいかの希望を聞く」

など傾聴の姿勢が大事なように思います。

特に患者の目の前で大事なことは書くことによって脳に確実にインプットされます。大切なことを伝えるための表現力が伴うことによって、疑問が解消され、患者の心に栄養を与えることができるはずです。私もそうしたコミュニケーション能力向上のためのサポートができるようにしっかり学んでいきたいと思っています。
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by yongenso | 2007-09-06 08:42 | 四元重美ブログ