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『先端情報不感症』を克服する

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先日のテレビ番組「ガッチリ儲かりマンデー」をごらんになりましたか?私はこの番組をしょっちゅう見ているのですが、今回はなかなか面白いテーマでした。題材は「回転寿司」。今ではすっかり市民権を得た回転寿司業界ですが、激しい競争環境にあるようです。その中でこれは面白いな!という事例をご紹介します。

1.ベルトコンベアで流れてくる皿がお客のいないゾーンに差しかかるとUターンする。これで新鮮さを常に保てる

2.タッチパネルによる注文システムで注文の聞き間違いを低減、また厨房にダイレクトに表示されるため作業が迅速に。

3.皿がQRコード付きになっていることで会計処理が迅速になり、お店の回転率も良くなる

4.食べた後の皿を専用ボックスに投入するようにした会計処理システム。これだと女性でも何皿食べたかがわからず人目を気にしなくても良い。

5.お皿5枚ごとにラッキーチャンスに挑戦できる遊び心を演出。このことが客単価アップにつながる

回転寿司業界が安定した経営を築くうえで要となるのが、“ロスの低減”です。一般の寿司屋とちがって見込みで作るために、コンベアに載る寿司を減らせば品数が少ないと不評を買い、多く握ると新鮮さが損なわれてしまう。この相矛盾したテーマに必死に取り組んでいるんですね。

こうした他の業界の動きは医療機関にとっても参考になります。患者を待たせない工夫患者に恥をかかせない工夫患者に快活な場を提供する工夫などなど。

要はこうした他の業界の事例を「医療機関とはちがう!」と片付けてしまう『不感症』にならないで、早速取り入れるという実践力が大事なように思います。
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by yongenso | 2007-06-26 09:37 | 医業PRのヒント

変わり者になりたい病

今日ある歯科医院に伺う機会がありました。歯科といえば今もっとも厳しい経営環境にあり、年収が300万円にも満たない歯科医師がいるぐらいという記事が出たほどです。しかし、これは何の業種でも同じです。

何千万という所得を得ている社長がいるかと思えば、サラリーマンよりも少ない給料で汲々としている社長もいる・・・。これって何故なんでしょうか?いろいろあるんでしょうが、一言でいえば

社長の能力

に尽きます。だからこそ、社長は様々な能力を身につけていかなければならないんですが、この歯科医院は時代と逆行しているような経営戦略を取っています。時代と逆行???それは


高齢者をターゲットにした歯科医療


です。ここの院長はすでに50歳を超えたベテラン医師ですが、今どの歯科医院も新しい顧客獲得のために「ホワイトニング・審美歯科」「インプラント」などトレンドといわれる新しい分野に取り組んでいます。これに対して、一切新しいジャンルには取り組まず「お年寄りのための歯科医院」を標榜しているのです。

こうした方針があるからこそ、院長自身がケアマネージャーの資格を取得し、グループ法人が経営する介護施設を利用するお年寄りに対してお口のケアをいつも行っています。この路線を極めていけばきっとナンバーワンになれます。

お年寄りの気持ちをもっとも分かってくれる歯医者さん

お年寄りの身体の特性をよく理解したうえで治療してくれる歯医者さん

お年寄りの健康、家庭生活全般まで面倒みてくれる歯医者さん

確かにトレンドではないかも知れませんが、よりセグメントされた市場で評価を得られることでしょう。時代に逆行していると本人は言ってましたが、“人の通らない道にこそ花は隠されている”の例えの通り、私も人の逆を行くぐらいの変わり者病になり、新しい価値観を創造したいと思っています。
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by yongenso | 2007-06-20 19:12 | 医業PRのヒント

長文アレルギー症の特効薬は?

「あんたさあ、こんな長い文章、誰も読まないよ!」

「文章は少なくして、写真中心のスッキリしたデザインでね!」

広報ツールを作るたびにクライアントから出る言葉です。でも私は写真だけのスッキリしたパンフレットが本当に役目を果たすのかずっと疑問を抱き続けてきました。

そもそも長い文章を読まないと決めたのはなぜでしょうか?

「わけのわからん、つまらない話を子どもの頃からたっぷり聞かされてきた」

「分厚い参考書を前に文字アレルギー症になった」

こうした子どもの頃からの環境が原因ではないか、そう仮説を立ててみました。

確かに、他人の長い話は拷問です。私も経験あります。ちっとも興味ないのに友人の紹介とかで来た営業マンの話を延々聞かされたことが・・・でも簡単には断れない。これって拷問です。

しかし、これが私の興味あることだったとしたら・・・


人間多少長い文章でも読むと思うんですね。その証拠に、あの長い文章の小説や雑誌は読みます。

私などは、ソフトバンクホークスの記事ならスポーツ紙を3誌ぐらい読むぐらいです。ほとんど同じ記事なのにですよ・・・

これって興味があるからなんですよね。


「四元さん!あんたさあ、それ興味があるからでしょ。病院なんてもともと興味がないから比べられないでしょ!」


待ってました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

あなたのその反論を!

確かに医療機関のパンフレットやホームページにもともと興味がある人なんていません。医療機関が他の業種とちがうのは

“必要性があってはじめて成り立つ”

職種だということです。つまり、「ガンになった」、「糖尿病らしい」といった現象が現れて初めて興味を抱くわけです。そして、その興味を抱いた瞬間から医療機関の詳しい情報を求めはじめます。

そこに、まったく詳しい情報が書かれていない、文字通り写真だけのパンフレットだったら患者はどのように思うでしょうか?逆に不安が募るのではないでしょうか・・・


長い文章で構わないのです。文字主体で構わないのです。しかし、そこには長い文章を読んでもらうためのテクニックが必要なんです。もちろん、そこには写真は必要です。

その手法は長くなるので書きませんが、大切なことは

“つかみ”

です。まず注意を振り向かせるんです。「おや、何だろう」とこちらに注目させるんです。そこから本当に言いたいことの文章につなげていくんです。

写真だけで、簡単な文章だけで人を惹き付けられるのは世界的に有名な写真家ぐらいのもんです。われわれ素人にはそんなことできやしません。

一行の文章<一枚の写真

一枚の写真<頭の中に描かれたイメージ写真

という図式なんです。そう、一枚のイメージ写真ほど強いものはありません。では、そのイメージ写真を頭の中に描かせるにはどうするか?

これには文章しかありません。文章にさまざまテクニック、例えば物語や苦労話などを織り交ぜることによって文章の持つ威力がグンと高まりお客の頭の中にどんどんイメージをふくらませていくのです。
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by yongenso | 2007-06-18 08:39 | 医業PRのヒント