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私がそのまんま東だったら

宮崎県知事に元タレントのそのまんま東氏が当選した。戦前の予想では泡沫候補といわれていたにもかかわらずの圧勝で、私もビックリしたうちの1人である。

彼が当選した要因として、お笑い芸人ながらまじめを貫いたこと(現実に6年間も地方自治を大学で勉強している)、芸能人の応援を一切頼まなかったこと、そして何より


一人一人の県民に密着した戦術が大きかった


と思う。これは大きな教訓を含んでいる。「人間は、実際会ってみなければその人の良さはわからない」ということだ。

実際会ってみたら、実際話を聞いてみたら「意外と行けそうだわね」「誠実そう」「あたま良さそう」「やる気がみなぎっている」という評価がどんどん増えてきたという。

実際彼の演説はうまい!私も思わずうなってしまった。やはり芸能界で鍛えただけあって人を引き込む、笑わせる、泣かせる、うならせる、納得させる話術に長けている。

さあ、しかし彼にとってはこれからが本番!さまざまな難関が待ち受けていることだろう。しかし、私は彼は意外とこなして問題を解決していくのではないかと予測する。

それは、彼が「オール野党の議会対策が大変ですね」と問われたとき、「東京の青島さんや長野の田中さんのような都市博、ダムといったのっぴきならない争点はなかったので楽観視してます」という回答で良く分析しているなと思ったからだ。

談合そのものにメスを入れようと、どの自治体も動き始めていることも彼にはいい方に作用するだろう。「県議会議員も、知事も同じ県民の付託を受けて選出された身分、県民の目線に立つならばそんな大きな摩擦は起こらないでしょう」と答えた彼が、初めはぎくしゃくしても、いい緊張感を保ちつつ融和に努め、宮崎を発展させてくれるであろう。

では、私がそのまんま東だったらどのように宮崎を発展させるか?あくまで集客を図るか?を彼の得意とする芸能、スポーツという観点から考えてみたい。

1)封印した芸能界の応援を徹底的に活用

ビートたけしとのつながりを活かし、映画作りの場所を提供する。もちろん彼自身も映画の一場面に知事の役柄で登場し、宮崎をアピールする。また、その他の芸能人に呼びかけ、“疲弊している自治体を芸能界が救う”というコンセプトでキャンペーンを実施し、観光大使やアドバイザーを委嘱する。

もちろん、芸能人には国を救う、地方を救うという観点から手弁当で…。しかし、それだけでは芸能人にとって旨みがないので、グッズ等を作り、その収益の中からパテント料を払う仕組みにする、あるいは、社会を救うタレントとして紹介し感度アップの手助けを行う

2)宮崎は野球のメッカ、巨人軍などのOBを活用したチャリティ形式の親善試合

宮崎県庁や議会内におそらく野球チームが存在するはず、このチームとプロ野球OBとで試合を開催し、その益金は福祉団体等へ寄付する

3)県内の大学に芸能、演劇、映像などの学科を設置し、全国から学生を募集

芸能界時代の人脈を最大限活用し、専門の学科を作る。芸能人はいちいち宮崎には来られないので、ネットなどの遠隔授業のシステムを作る

4)シーガイアを利用したお笑いサミット

せっかく立派な施設があるのだから活用しないのはもったいない。幸い国も漫画を軸とした文化の海外への発信に躍起になっていることもあり、笑い学会をはじめ、芸能界、医療界、教育界を交えた幅広い笑い、ユーモアの効用についてのイベントを開催する。

シーガイアにお笑いタレントプロデュースの遊戯施設(視聴者参加型にしても良い)を作る

5)芸能人と歩く宮崎路キャンペーン

旅行会社とタイアップし、直前までどのタイプか不明のミステリー列車を走らせ、その後タレントといっしょに県内を巡る企画。(もちろん、タレントは変装して乗っており誰かわからず、列車内を探し回らせる企画)

まだまだ、この他にも実現できる企画があると思う。ここに挙げたものだって単なる思いつきであり、クリアしなければいけない課題も多いだろう。しかし、あれこれ考えることが頭の体操になると思ってチャレンジした次第。
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by yongenso | 2007-01-23 13:36 | 医業PRのヒント

理念の高さは富士山をも凌駕する

今、ある介護施設の開設に関するお手伝いをしています。

ここは認知症対応型のデイサービスセンターなのですが、昨日スタッフの方々とのオープンに向けての会議に参加しました。私の役割は、


施設の特長や方針をわかりやすく伝え、かつ共感を持ってもらえるように広告・広報物の表現をすること


会議の過程で、あるスタッフから「施設の理念、方針をもっともっと明確にした方がいいですよね!」という意見が出されました。今回が実質2度目の全体ミーティングだったのですが、ボタンの掛け違えという言葉があるように、入り口でまちがった選択をしてしまうとなかなかその迷路から抜けられないということに陥りがちです。

「理念をまず明確にしましょう!」という定義がなされたことに私はいたく感銘しました。

初めが肝心なのです。どういう施設にしたいのか?…の



●利用者にはどんな風に一日を過ごして欲しいのか?

●老後、老いるというものをそもそもどう捉えるのか?

●身体機能の衰えたお年寄りにスタッフはどこまで手を貸すべきなのか?

●地域密着というが、そもそも何を指して密着と言うのか?

●地域のお年寄りは介護施設に対してどういう印象を持っているのか?



などについて徹底して掘り下げる作業が必要です。そうすることによって何をやるべきかが見えてきます。

“お年寄りの残存機能を目一杯活かす”という方針が立ったなら、

トイレの造りはどうするべきか?

お風呂の椅子や手すりはどう取り付けたらよいか?

食事の際に使うテーブルに工夫はできないか?

スタッフはどの程度の距離を保てばよいか?

スタッフは日常どんな言葉を掛けるべきか?

などの方策が次から次と生まれてきます。理念と具体的方策との関係はまるで数学の方程式に似たところがあります。もちろん数学ほど正確な答えにならないにしても、インプットが正しければアウトプットは成果を期待できると言うことです。

アイデアは、いきなり生まれてくることはありません。
仮に生まれてきたとしても、それは論理的には何ら整合性のない、実現性の薄いものになりがちです。

まずはじめに理念ありき、その理念が高ければ高いほど地域の人々やスタッフなど周りを魅了してしまう、文字通り富士山よりも気高い存在となりうるのです。

メディカル広報センターのホームページ ↓↓↓
http://www.medical-koho.com/
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by yongenso | 2007-01-19 08:54 | 四元重美ブログ

団塊世代よ!こんにちは。

面白いサイトを見つけました。

http://www.genki-saitama.com/

団塊世代にターゲットを絞り、この世代の関心事に焦点を当てたコンテンツ盛りだくさんのページです。

「楽しむ」のコーナーでは、旅行、観劇、ギャラリーの紹介から、スポーツ、映画といった趣味全般の情報

「仲間づくり」のコーナーでは、カルチャーセンター、サークル、NPO法人、ボランティア団体の紹介や退職後の人生設計をにらんだセミナーの情報

「働く」コーナーでは、起業指南や行政・民間の再就職相談窓口の紹介

「マネー」のコーナーでは、年金問題や金融商品などの紹介とセミナー情報など

その他にも、「味」「住まい」「買い物」「健康づくり」といったジャンル別に、およそ団塊世代が関心を寄せるテーマで様々な情報が提供されています。

今年から始まる団塊世代の大量退職。これに合わせてさまざまな業界が新しい商品の発掘に血眼になっています。

医療業界においてもこのチャンスをだまって見過ごすわけにはいきません。何か新しいことにチャレンジしていきたいですね。

団塊世代に対して、退職後どんな不安があるか尋ねた調査があります。それによると、「年金額」75%,「健康」73%,「日々の生活費」52%となっており、健康に対して非常に関心が高いことが明らかになっています。

そうしたことを反映してか、スポーツクラブ、フィットネスクラブなどが盛況です。医療機関はどうしても病気になってからかかるところという認識がまだまだ強いのですが、今こそ予防に焦点を当てたアイデアが望まれます。

そこで私はこう考えました。


健康な人を多く集めるイベントを継続的に実施


いくら健康な人といっても、この年代に至ると一つや二つ気になることはあるものです。そう、病気予備軍といってもいい世代です。そこで、



サラリーマン卒業記念ドック



会社で定期検診を受けてはいても、詳細なところまでは行き届いていないのが現状です。そこでより綿密な検査を実施します。いまアンチエイジング(抗加齢)ドックも人気を集めているぐらいですから…。

スポーツクラブのインストラクターや栄養士などと提携して、病気予防のための総合的なアドバイスも組み合わせてはいかがでしょう。

また、旅行社、バス会社に声を掛けて温泉地で身体を癒しながら、あるいはヘルシーレストランと連携して健康ディナーをいただく!でもいいかもしれません。

人がもっとも仲良くなれるのは、「食を共にする」ことだそうです。これで一気に親近感が深まります。同じ釜の飯を食った仲ってやつですね。

団塊世代は本当に価値あることに出費することに躊躇しません。この人たちの心を揺さぶる企画が医療機関といえども必要なのです。

あと大事なことは、

イベントを一過性に終わらせないこと

いきなり大がかりなイベントにしてしまうとスタッフの負担感も大きくなり途中で息切れしてしまいます。小さなイベントを積み重ねることが大事です。

継続していく過程で、ニュースレターあるいはメルマガを発行します。これで、毎回参加者を確保し続けることが可能になると同時に、この人たちの帰属意識が格段に高まります。そうです、イザ病気になったときに他の医療機関に行くことはありません。

こうした小さな積み重ねこそがこれからの厳しい競争環境に勝ち抜くもっとも確実な方法だと考えます。
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by yongenso | 2007-01-13 10:47 | 医業PRのヒント