先日感動的な番組を見ました。「認知症」と「老人性うつ病」を患った母親に13年もの間、一日一枚毎日ハガキを送り続けた娘さんの話です。
そもそもハガキを書くきっかけは、父親から母親の面倒を見るために郷里に帰ってきて欲しいとの申し出からです。しかし、その申し出は断らざるを得ませんでした。その理由は重度の脳性麻痺を患った自分自身の娘さんの介護があったからです。 帰ることはできない、でも母親の役に立ちたい。その純粋な気持ちが毎日ハガキを書くことへと彼女を駆り立てたのです。最初はただの通信、年月を経るに従って季節感あふれ、見る人を楽しませる絵手紙へと変化していきました。 ハガキを書き始めた頃は何の変化もなかったそうです。しかし4年5年と続けるうちに母親に変化が現れました。認知症の進行が止まり、ついには普通の暮らしができるまでに復活したのです。その年老いたお母さんがインタビューに答えていましたが、何ら違和感はありませんでした。 「たかがハガキ一枚でここまで変われるものか!」 と私は感激しましたが、さらに素晴らしいと感じたのは「よくぞ毎日書く事がよくあったなあ」ということです。その問いに対して彼女はこう答えました。 「確かに行動範囲は限られているけど、書こうと決心するといくらでもある。書くにしたがって些細なことに気付けるようになった」 と。 些細なこと、小さなことに目を向けるとそこには感動できることがいっぱい散らばっているんですね。、ただ私たちはそれに気づいていない、目を向けていないだけではないかと反省させられました。 世の中の全ての出来事はまず心の中で作られ、それが形となって現れる と言われます。心の中の強い想いが新しい発見や発明そして奇跡を生んでいくのでしょう・・・
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