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コラボレーション

最近他の業種とタイアップして 新たな市場を開拓するコラボレーションが増えています。一企業で持つ資産を有効活用することで新しい顧客や商品が生まれます。

ある弁当会社が、希少な存在であるスポーツ栄養士と組んで、「ヘルシースポーツ弁当」を開発し売り出したところ、当初のターゲットと考えていた運動愛好者だけではなく、ダイエットに関心のあるOLらに人気を博し、業績がすごく伸びたということがありました。

また、最近では育児支援を行うNPO法人が健康コンサルタントや生協、タクシー会社と連携し、小さな子どもを持つ母親向けに献立メニューを携帯電話に配信するサービスをスタートしました。

こうした取り組み、コラボレーションを医療機関はこれまでやって来たでしょうか?あまり聞いたことがありませんね。

もちろん、必要性があって利用する医療サービスですから衝動買いは発生しないので難しい面もありますが、今後は積極的に地域の企業や店舗とのコラボレートにトライしたいものです。

そこでポイントになってくるのが、


事前の種まき


今はどこも悪くないから病院には用事のない人でも、いざ必要になったときにすぐ思い出してもらえる存在になる。こうした発想が求められます。

皮膚科なら

素材の良さを売りにする子供服店や自然食品・無添加食品を扱うお店とタイアップして、皮膚の強いこども育成プロジェクト

眼科であれば

白内障などで文字が読めなくなっているお年寄りに、脳の退化を防ぐための音読の奨めに合わせて書店、新聞販売店とタイアップし「先がよく“見える”チェック」

考えればいろいろあるはずです。単独ではなく、人の力を借りる、そうすることで1+1が2ではなく、3にも4にもなるはずです。
by yongenso | 2007-04-05 09:25 | 医業PRのヒント


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