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自分でジャンルを作るで症候群

花育(はないく)という言葉があるそうだ。「花を教材に生命や個性について、子供などに考えてもらう活動」を指す。つまり花で人を育てるということだ。「食育」は良く聞くが、この花育は教育的な要素を盛り込んでおり、業界団体や卸売業者らが推進協議会を作り普及活動が本格化しているとのこと。

花屋さんが小学校などに出掛けて行って子供たちに花の生け方や種類の紹介、花に親しむ暮らしの素晴らしさを伝えている。

また、生徒各人に生け花を創作してもらい学校内や公共施設で展示を行なったりしている。このことは子供たちの情操教育にとても役立つ。

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今、食育がもっともメジャーだが、いろいろ考えてみればこれは活用できるかも知れない。特に日本の文化に関連するような分野で活用しやすいのではないか?

舞踊の踊育,陶芸の陶育,茶道の茶育

など。こうした文化を継承することは我々企業家に与えられた使命だし、PRの観点からいえば格好の記事ネタでもある。

しかし一つだけ注意しておきたいことがある。

マスコミ受けを狙っての行いであってはならない

ということ。それには一貫性がなく長続きしないのだ。根底に

どういう観点で社会に役立つのか?という経営理念、方針が根付いている必要がある。

こうした文化的、教育的視点が医療界にも作れないものだろうか?ぜひヒントにしていただきたい。
by yongenso | 2009-12-16 16:36 | 医業PRのヒント


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